東大寺最寄り駅のおむすび専門店
箱夢 近鉄奈良店
オーダーが入ってからおむすびを握る、出来たてにこだわったおむすび専門店の「箱夢」。近鉄奈良駅構内の東改札前に今年オープンした。この駅は、世界遺産の東大寺の最寄り駅で、多くの観光客も利用している。
㈱近鉄リテーリングが展開するおむすび専門店「箱夢」は、大和西大寺駅、あべの橋駅、難波駅などの駅中や駅近に出店しており、「おむすび」という商品の手軽さと美味しさを短時間で提供する利点を感じさせる立地に店舗展開をしている。
店長の馬場さんにお話を聞いてみると、お米にもこだわりがあり、一等米100%の宮城県産「つや姫」を使用し、ほかほかの温かさとふっくら感のある出来たてのおむすびを提供しているとの事。最近は、日本人のみならず、外国からの観光客もたくさん来店するそうで、英語版のメニューも掲示されていた。
出来たてを提供するため、家庭用の炊飯ジャー(5.5合炊き)を6台設置している。なるべく炊き立てのご飯を握るためだ。その熱々のご飯をスズモのFuwaricaに投入すると、ボタンを押すだけで正確な分量のご飯が掌に落ちてくる。おむすびの型にはめるのではなく、ご飯を掌にのせて握る本当の手握りなのである。
20種類のメニュー(英語版と通常メニュー)
握りたての「おむすび」こそFuwarica
メニューの種類は20種類。その中でも人気なのは、「イクラの醤油漬け」、「鰻」、「紅鮭ほぐし」だそうだ。具材にもこだわりがあり、北海道産のイクラを取り寄せている。日常的に利用されている方々に加えて、海外の観光客からも大人気。一日におよそ500個ものおむすびを握っている。時間により店頭の行列も発生するが、なるべく行列を少なくするためにも、スピーディーに作業できるFuwaricaを導入した。
もともと既存店ではFuwaricaの別モデルを使用していたので、出来たての美味しさを提供するには最適の機器であることは実証済みであった。しかし、こちらの店舗ではオープンから最新式のGST-RRAを導入した。計量スピードが速く、保温性能も高く、ご飯の残量もフタを開けずに分かることなどから、格段に利便性が上がったという。しかもいつまでもご飯が硬くならず、ふんわり感が続く。
(左)Fuwarica GST-RRA
(右)作業風景
お弁当箱の中に夢をつめ込む
多くの常連客の方から「熱々でふっくら美味しい」と誉めていただけている。と馬場さん。
素早く計量してくれるFuwaricaがあるからこそ、握りたてを直ぐにお客様へ提供出来ている。「お店の屋号は”箱夢” まさに、お弁当箱の中に夢のような美味しいおむすびをつめ込んで提供できるおむすび専門店として頑張っています。」と話してくれた。
(左)馬場店長とFuwarica GST-RRA
(右)徒歩圏内に東大寺がある(構内ポスター)
取材協力:箱夢 近鉄奈良店