繊細な味を追求するラーメン店にもFuwarica
麺道金獅子

長野県上田市には、かつて真田昌幸によって築かれた上田城があった。今では上田城跡公園として整備されており、そこから車で約10分ほどの場所に上田市出身の店主が営むラーメン店「麺道金獅子」がある。
店舗は趣のある平屋建てだ。駐車場は広く16台停められる広い駐車スペースが完備されている。
暖簾をくぐって店内へと入ると、白木を多用したカウンターと小上がりの板の間が続いており、明るいイメージ。厨房はオープンキッチンで、店主の丁寧な仕事振りを眺めることが出来る。小上がりの客席をよく見ると、ぬいぐるみやおもちゃなど、子どもが喜ぶようなグッズがたくさん置かれている。

オープンな店内と子どもが遊べるグッズがある
店主の成田さん曰く、子ども連れのお客様にも来店しやすい店を目指しているので、店内に子どもが喜ぶグッズをたくさん用意しているとのこと。平日も休日もファミリー層の来客が多く、まさに子ども連れのお客様が気軽に入れるお店となっているようだ。

賑わいのある店内とメニュー表
メニューは「濃厚鶏白湯」「鴨と地鶏の中華蕎麦」「つけ蕎麦」の3種類が基本となり、替え玉、ご飯物、餃子などもある。基本メニューはどれも人気とのことだが、中でも濃厚鶏白湯(塩)がおすすめであり、一番人気のメニューとのこと。
店主の成田さんは、名店「麺道麒麟児」で学び、老若男女問わず愛されるラーメンを目指して開業。丁寧に仕込んだ香り高い繊細なスープ、歯切れの良い細ストレート麺、こだわり抜いたチャーシューなどのトッピング、これらが組み合わさった情熱の一杯を提供している。
そんな情熱を引き立たせるこだわりがご飯メニューにもあった。それは、温かいご飯を時間をかけずに素早く提供すること。つまりスピードと正確性をもたせることが、こだわりのラーメンをご飯と共に美味しく食べてもらうことにつながるのである。

濃厚鶏白湯&鴨と地鶏の中華蕎麦&お肉ご飯
盛り付ける素早さと正確さでFuwarica
白ご飯やお肉ご飯、日替わりご飯などの注文も多く、1日にご飯2升は用意する。昨年の展示会でスズモのご飯盛り付け機Fuwaricaを知り、ボタン一つで素早く正確にご飯が盛れる機械に驚き、導入に至ったという。
Fuwaricaにも種類があるが、一番コンパクトで見た目もスタイリッシュなGST-MRA(幅約270㎜)を選んで、お客様から見られるキッチンに設置した。店主の成田さんは「うちにはぴったりなサイズです」と言う。
しゃもじを使用してご飯を盛っていた時は、お客様から「少し硬い」と言われた時もあったが、今ではふんわりと盛れるので美味しさのクオリティは確実に上がった。
また、以前はご飯が余っていた日があったが、今ではご飯のロスが大幅に改善された。この機械ではご飯の残量表示機能があり機械内のご飯残量が把握しやすく、一日の炊飯量も数字で管理しやすくなったことも良かった点だと話してくれた。
さらに導入初期の頃は分解・洗浄することに不安があったが、すぐに慣れて今では全く面倒とは思わないと話す。

Fuwarica GST-MRA と店主の成田さん
長野県上田市の麺道金獅子は、店主成田さんのこだわりが詰まったラーメンを求めて、家族連れや常連客が訪れる賑やかなお店だった。
取材協力:麺道金獅子