高齢者向け宅配弁当専門店にも
宅配クック123 市原店
高齢者向け宅配弁当の「宅配クック123(ワンツースリー)」は全国約350店舗体制で月間約300万食を配食している。その店舗の一つに宅配クック123市原店(千葉県市原市)がある。高齢者専門宅配弁当となっているが、登録されている会員は高齢者だけではなく、介護施設やリハビリ病院、病院のスタッフ、保育園、託児所、もちろん一般家庭にも定期配送を行っている。会員数は不定期の方も入れると、およそ600人近くになる。
午前中はお弁当作りの真最中
宅配の会員システムは、希望する日、お弁当の種類、朝食・昼食・夕食の指定を登録または事前に連絡しておくと、希望の日時に配送される。食事の支度をしづらい高齢者のみならず、仕事や家庭環境で食事の支度がままならない人たちには絶好の弁当宅配システムである。
おかずは、本部から配送される冷凍のおかずを解凍して専用トレーに盛り付け、別の容器にはご飯をFuwaricaで盛り付ける。地域別に仕分けを行い、配送は広範囲にまたがるため、数台の車で配送に出発する。
お弁当の種類(左)とメニュー表(右)
時間制限の中でFuwaricaが活躍中
「配送する時間の制限があるので、その中で如何に時間を短縮するかと考えるとやはりFuwaricaが必要でした」と村上社長。もともと宅配クック123の他店舗でスタッフとして働いていたが、その店舗でもご飯の盛り付けにFuwaricaを使っていた。
11年前に独立してこちらで開業してしばらくは手盛りでご飯を盛り付けていたが、徐々に会員数が増えていき、やはりお弁当作りの作業短縮にはFuwaricaが必需品と考え、導入したと言う。
会員数が増えてくると同時にスタッフの作業も増えていき、身体的にも辛かった時にFuwaricaを導入することができた。
ご飯の盛り付けは、作業スタッフによって盛り付ける早さもクオリティも違っているが、ご飯の盛付け機を使用するとスピードも早く、ふんわりと盛り付ける。もちろん量目も均一。初めて作業に入った人でも、均一なご飯パックがサクサクと出来る。使い始めるとFuwarica無しでは考えられない。分解洗浄も最初は面倒に感じたが、今では面倒とは思わなくなった。圧倒的にメリットが多いからだ。特に身体の辛さが無くなった。それはスタッフの皆が思っている。「スタッフは女性が多いから、身体の負担が減ることは一番助かる事ですよ」と笑って話してくれた。
村上社長とFuwarica GST-FBB
取材協力:宅配クック123 市原店