鰻の銘店で力を発揮するFuwarica

つきじ宮川本𠪨 相模大野店様



口に入れた数十秒が勝負


明治26年創業の築地に店を構える宮川本𠪨総本家。そこからのれん分けされ相模大野の百貨店での営業の後、2021年7月リニューアルオープンしたお買い物帰りの相模大野マダムに人気の宮川本𠪨。仕込み、白焼き、蒸しなどこだわりが各所に感じられる鰻だが中でも「タレ」「鰻」「ご飯」の3つのバランスの特にこだわっていると教えてくれたのは同店の宮内代表。岐阜のみりん専門の酒蔵から取り寄せるみりんを使ったタレ、魚沼産の程よい粘りのある米、炊飯に使う水、懇意の問屋の目利きされた国産の鰻が合わさり口の中で奏でる数十秒のハーモニーで勝負していると代表が熱く語ってくれたようにふわふわのやわらかい鰻とご飯、さっぱりとした味わいのタレは絶品だ。



正確にFuwaricaが盛り付けることで……


そんな宮川本𠪨がFuwaricaを導入したのは百貨店での営業をしていた2016年。導入前はご飯を炊く・ご飯を盛る・洗い場を担当する担当を3人付けて忙しなく回していた。その際のご飯の盛り付けは本来の意味とは違うもののまさに「どんぶり勘定」で、多い分はある意味サービスだと割り切りお店で設定した1杯あたりのご飯の量より多く盛り付けていることが当たり前だった。炊飯一釜で何人前といった計算が出来ず無駄に炊きすぎてしまうご飯や、わずか10gの誤差でも年間1万杯を超えることで経営に与えるインパクトを考えると、長い目で見た時にはFuwaricaの正確にご飯を素早く盛れるメリットは非常に大きかったようだ。



職人も納得のご飯の盛り付け



「給食じゃあるめいし、こんなん役に立つのかよ」と導入当初はFuwaricaで盛り付けるご飯に懐疑的だった職人さん達にもすぐに受け入れられたのは素早く定量に盛り付けるだけでなくご飯をふんわりと盛りつける特徴だった。宮川本𠪨でタレかけ3年ともいわれるほど満遍なくタレをかける技術を生かすのに、ご飯を練らず空気を程よく含ませる盛り付けは非常に相性が良かったそうだ。今では他のお店にも進めるほどFuwaricaを気に入っていただけている。伝統のある銘店においてもFuwaricaはお店を支える一員として認められていた。



取材協力:つきじ宮川本𠪨