手で盛るより美味しい!? Fuwarica
食事処 千屋 様
機械化で人手不足を解消
宮城県名取市にあるゆりあげ港朝市。40年以上の歴史を誇る朝市に併設されるメイプル館のフードコートで店を構える海鮮丼店が食事処千屋である。仙台市からのリピーターや観光客も多く訪れる繁盛店だ。こぼれんばかりの地元の魚を多く使ったネタが乗っているのが特徴のこぼれ丼、大トロ三食丼や本まぐろ三食丼など豊富なメニューで人気を博している。
以前は最も繁盛する日曜日には7名体制で営業していたが、同店でも世間の例にもれず人手不足の課題を抱えていた。インターネットで改善策を探していたところFuwaricaを知り、今まで一人専属で担当していたご飯の盛り付けを機械化することが出来ると判断し直ぐに導入。海鮮丼はご飯を盛り付けることから調理が始まるため、センサー付きの自動盛り付けにより作業効率はみるみる改善し、ボタン一つで盛り付けをしながら次々と提供することが可能となり各種機械の導入やオペレーションの改善によりスタッフ数が半分近くの運営体制でも営業が可能となったという。
見た目はそのままに、ふんわり盛り付け
食事処 千屋でFuwaricaを導入してからオペレーションが大きく変わった点としてご飯の量もあげられる。以前は見た目を美しく盛るために約250gのご飯を盛り付けていたメニューも現在は230gでふんわり美味しく盛ることが出来ていて、手で盛り付けると無意識に力が入っていたことに気づいたという。ご飯を残されるお客様が減った実感もありフードロスを減らすこともできた。「自分たちで手盛りするより美味しいとさえ感じる。今では上手に盛ることが出来るか怪しい」と笑って語ってくれた猪俣社長。 Fuwaricaが動くことから調理が始まるたくさんの海鮮丼が観光客の心をこれからも満たしていくことだろう。
取材協力:食事処 千屋